アイって何?

こんなにも愛がシンプルなら、誰も苦労はしない。

だからわたしは泣かない。

つーことで、"モノローグ 〜木の青年「愛の物語」〜"の感想なの。なんでも5分で泣ける動画なんだそうだけど。

木の青年の生き様を観るがいいと思うよ。

思い出したのは最近読んだ「ファイアガール」(トニー・アボット)という小説。

世の中は複雑で、複雑だから、愛もこんがらがるのよ。困ったことに木の青年は、真に孤独だから、純粋な愛を持つことができた。

そんな愛は不純だと、誰も言わないだろうから、ヒネクレモノのわたしが言ってあげる。

ファイアガールは、顔に酷いヤケドを負った女の子が転校してきてからの、主人公の男の子の心の動きを追った小説。女の子は孤独だけど、だれもいないから孤独なんじゃなくて、みんながいるから孤独なんだよねえ。その違いは、大きい。

これが、森の中じゃなくて、町の中の話だったら、違う愛の形があったかもしれない。ひきこもってちゃいけないわ。闘え。愛のために。

どうも、わたしのメンタリティには、少し問題があるようだ。