やきもき。

息子の入学式の翌日。
初の一人で電車通学に送り出す朝ですよ。いままでひとりで町外にでたことのない子供を送り出すわけだ。

そら、親としちゃやきもきしますわよ。ケータイも時計もいらないゆーてるし、ご本人。

お弁当持たせて、帰りの電車は路線間違えたら違う場所につれてかれるぞ、とか再三言い聞かせたりして。

で、ダンナにもお弁当持たせていってらっさーいつって。朝のばたばた終了。一息つく。

ムスメはその日は入学式に出席するだけで下校するので、お昼ゴハン食べたら、ちょっと買い物にでも行こうってことになって。のんきにお出かけしてたら、2時ごろダンナから電話入る。

「かーさん、お弁当におかずが入ってなかった・・。」

箸を入れ忘れることはこれがちょくちょくあって、予備の割り箸をケータイさせておるが、おかずの予備は持たせてないな。さすがに。

こんなことをやったのはさすがに初めてだ・・。

いかにこの日、ダンナがないがしろであったかが知れる。

息子は無事に帰宅するも、なんだか体中がかゆいとかいいだす。新しい制服のせいかしら?といちど洗濯してみたりとかする。

次の日もっとひどくなってる・・。病院につれていかなくちゃ。

って、やばい。この週末わたしお金下ろしてないから手持ちがない・・。

あーうー。銀行手数料は少額でも払いたくない性格のわたしだが、この際仕方ないよなー・・。あ。これは祖母にいただいた息子の入学祝。・・祖母からの入学祝が病院代に・・。

初めての電車通学。初めての蕁麻疹(原因不明)。そんな12歳の春。

そしてさらに翌日。つまり今日。なんにもヨテイがないし、ちょっとまったりして気分を落ち着かせよう。

そこに入る、一本の電話。

「児童館なんですけど、(ムスメ)ちゃん、今日クラブの日なんですが・・」

「ふああああ。忘れてました。すぐにつれていきますーすみませんーー」

もうね、なんか。

ダメ。