見えてしまうとだめなもの

先週大原美術館に行ったときにはじめて気づいたんだけど、わたし、どうも宗教画というのがダメみたい。

なんか大きな絵があって(カミさまや天使さんがぎっしりな感じの)ちょっとよく見ようと思って眼鏡かけたら、くっきり細部まで鑑賞できるんだけど、細部まで見えてしまうと、あれ・・? あんまりありがたくない。というぼんやりとした違和感が。

アルケミスト 夢を旅した少年 (角川文庫)

アルケミスト 夢を旅した少年 (角川文庫)

どっかでこの本のことを聞いた覚えがあって、図書館で見かけたので読んでみた。
前半はわりと面白かったんだけど、後半から、あれ・・? と思うようになる。

これはあの宗教画を見たときと同じだと思った。

この違和感を突き詰めて考えると危険だ。ので、思考停止。