あれはなんの味噌だったかな?
今年のゴールデンウィークはお出かけできた。
昔から一度行ってみたかった祖谷のかずら橋。
昔のお味噌のCMがアタマのなかに残ってたらしいよ。あの、まんが日本むかしばなし的な風景が。
あれ、どこの味噌のCMだったかなあ? ダンナが知らないところを見ると、西日本限定のCM? ずいぶん長く放送してたと思うのだが。
関係ないけど、亀屋のお茶のCMもずいぶん長かったよねえ。あれもたぶんダンナ知らないのかも。「右で飲んでもぎっちょでも」ってヤツ。フィルム黄ばむくらい長々放送してたのに、最近見ない。
言葉が途中で使えなくなったのか?
まず、ETCをはなから付ける気がないので、フェリーで四国入り。フェリー、車五台しか乗ってなかった。
で、奥祖谷の二重かずら橋を目指して、徳島を東側から回っていくとすっげー山道を標高1200メートルとか登らされるのですね。
ナビあると、下調べしないから、こんなすげードライブになってしまうのですよ。知らなかった。地図はまったいらだからな。
おそらく雲の中に突入。霧で向こう数メートルしか視界がない状況でした。こえええ。
でもおもしれええ。それでもときどき対向車がきたりして。
雲の前におべんとうたべといて良かったよね。ちょっとだけ車止められそうなスペースがあって、滝とかあるから、そこでお弁当食べたの。
すこーし山の中にはいってさ。
みごとに誰もいない。携帯も圏外。熊とかにおそわれるかもとか思ってしまいながらな。
熊がいるのかどうか知りませんが。うっかりすると遭難しそうな場所だった。だって、地図みても、お弁当食べられそうな手ごろな公園とかなかったし。その剣山とゆー山の上にはどうやらスキー場があるらしいことは判ってたけど、子供たちが腹減ったと騒ぐし。
結果的に、スキー場付近は雲の中だったし。
こんな秘境めいたところをぐるぐるして、奥祖谷到着。道すがら、天然水を飲んでくださいな場所とかあってさ、長寿の水とか名前がついてる。飲んでたお茶のペットボトル開けてじーちゃんばーちゃんにお土産にしたりとか。
あんまり観光地としてひらけたカンジではなくて、すげー良かった。橋は、あれだ。インディジョーンズにでてきそうだ。
かなり満足して、帰りは反対がわをぐるっとしましょうとばかり、有名なほうの祖谷のかずら橋付近で、げんなりした。
おみやげものやの敷地面積の異様な広さ、駐車場代300円、警備員、キレイな道。
橋一本のためにどうしてここまで整備しちゃうかなあ。ケーザイとかいろいろ考えると必要なことなのかもしれないけど、観光客はそれを求めてないんじゃないかなあ・・。
たぶんお味噌のCMはこっちの橋のほうなのかもしれないけど・・素通りしてしまいました。
先に秘境を見たせいで、げんなり度合いが増してしまった。
こんなものとか見つつ。帰途も山道を。
ボンネットバスが先行してたのだが、こっちがおそるおそるコンパクトカーを運転している間にあれよあれよを見失う。地元運転手はすげー。
香川でうどん食べて、時間節約のため瀬戸大橋わたる。ETCつけてない車の通行料の高さが、悲しい。
しかも橋の上でありえない減速をしやがる、前の車。こええよ! 雲の中走るよりも。
帰りもフェリーにしとけばよかった。