ベティ〜愛と裏切りの秘書室

あああ。あともう少しで終わってしまうのね・・。
ここんとこ、昼の二時になると、妹とふたり、テレビの前で正座してみてますよ。
このときばかりは、こどもたちが騒ごうものなら、
「かあさんらは今テレビみてるから、静かにして!」とかいいながら。
バカ主婦が二人。


そんで、展開遅くて、いいところで終わるので、3時まえになるとふたりで「あああ!」と叫びながらそれぞれ家事だの仕事の準備などに席をたつわけだな。


それにしてもおもしれーな。南米ドラマ。ちょっと前に放映してて今も再放送してる「スイートエネミー」にもハマってたわたしだ。妹が再放送をたまに見てるんだが、見事に細かい設定とか忘れてる。「スイートエネミー」は本放送中、実は毎回見てたわけでなくて、「一回見たら大体のストーリーを登場人物が説明してくれるから、概ね2ヶ月に一回とか見とけば十分」なペースで見てたんだが。大体の内容を把握してから、再放送を見たときは、頭のなかで細かい設定を忘れてるせいでつじつまが合わない。不思議な印象だ。最初はわかってたつもりだったのに、今はわからない。奥が深い(違)。スイートエネミーでイチバン印象深いのは、約150の全話を通しての最大の悪役、マリアラウラが死ぬシーンだな。ベッドの上で瀕死の状態で、主要登場人物全員に、今までの悪事を(一話分一時間かけて)告白。赦しをこう訳だな。金太郎飴のごとく何処を切っても邪悪な行いを、死ぬからってだけでみんなに赦されるんだ。被害者には、それが彼女の策略だと知らないことまで「赦すわ!マリアラウラ!」とか。でもなー、殺人、殺人未遂とか何度となくやらかしてるしなー。さすがベネズエラ。とか思ったものだ。


そんで。さすがコロンビア!なベティ。ネットであらすじとか読んでも、実際ドラマを見るとまったく印象が違うのは、文化が違うせいなのかしら。あと余計なシーンがたくさんでそれがくだらなくもおもしろかったりするから。ああ、あと数話、見逃せない!
 ・・ベティの登場人物にもし、「和をもって尊し」とか「ゆずりあい」の精神があったら、きっとこんなにおもしろくないんだろうなあ。みんながみんな、「自分が自分が自分が!」みたいなことになってますよ。そんで事態が悪くなる。あ、初期ベティは謙虚だったけどね。それはどうやら美徳ではなかったらしい。初期ベティは謙虚だったがゆえに最悪の状況を招いたりしたけどね。ああ。どっちもだめなのか。
 あとミシェルとアルマンドならぜったいミシェルなのに。アルマンドとくっつくのがラテン魂かね? そらもう、アルマンドと恋人になったほうが、平穏なつまんない毎日が死ぬの生きるのと激しいレンアイドラマになるもんな。そら楽しいだろうさ。・・仕事もしろよ?


昼ドラマで人生を学んだ。