半分しか見られないの。

 映画はやっぱ、始めから最後まで通してみたいタイプなのに、授業参観は前半と後半に分けて、息子と娘の授業半分ずつしか見られないのが悲しい。


 まず娘のほう、一年生。にーちゃんのときの先生は、手を挙げて発表するときはちゃんと起立して「〜です」と言うように指導してくれてたんだけど、娘の先生はあんまりこだわってない。座ったまま、岡山弁まるだしで発言してるよ、ムスメ・・。そこはまあ、いいわ。わたしもこだわらないでおこう。・・今はね。
 あの恥ずかしがり屋の娘がちゃんと手を挙げてるだけえらい! でも防犯ベルうっかり鳴らすなよ・・。ちょっと恥ずかしかったよ。


 で、息子の教室に移動。
 そして愕然。
 ちょっと三年生!あんたらみんな虫でもわいてんじゃないのっ!? つーくらいクラス全体がごそごそごそごそしてる。二年生のときより授業態度が悪くなってる・・。お願い先生、注意してくださいよ・・。
 国語で、物語の中の登場人物を役割決めて演劇ふうに朗読して、読み方の感想を言い合う授業だった。でも感想を発言する子が女の子ふたりくらいだけなのね。感想言われてる子はろくすっぽ聞いてもないよ。大丈夫なのか・・。
 息子が朗読してるところを見逃したのがつらい。後半の息子は授業に参加してないよ・・。ただでさえ感想を言うとかそんなの苦手だもん、手、挙げるわけないじゃないですか。がっくり。


 帰ってきてから、自分の朗読を母が見逃していること知った息子はなんかがっくりと落ち込んでいた。でも落ち込むってことはがんばって読んだんだなと思ってほっとしたよ。かーさんは。「みんなほめてくれた?」って聞いたら「うん」つってたし☆ ほんとそこだけが救い。


 ほんとは、初めてだから娘のほうの学級懇談にでようかと思ってたんだけど、あせってにーちゃんのほうの懇談にでることにする。「先生もっと宿題増やしてくださいー」の意見多数だった。はいはいー。わたしもその意見賛成ー。
 知らなかったなあ、子供の頃学級懇談で親と先生がこんな話してたなんて。あの頃知ってたらきっとすねてたな。


 でも今年はかなりわたしがんばらないとな。子供達の勉強みるの・・。上も下も油断ならないぜ。


 勉強はわたしがんばってフォロー入れる覚悟をした。お友達関係とかそーゆーのはもう学校にまかせっきりになってしまうからなあ。そゆとこがうまくいくといいな。まだそういう心配したことないんだけど、いろんな話をきくにつけ、特に女の子は難しいらしいしね。


 子供達が楽しく学校に行ってくれるなら、それでいい。・・うん。そう思うことにした。