けっこんというのはね・・。

 先日、娘を通学路の途中まで迎えにいったところ、娘のお友達(二年生)が言うんですよ。
「今、駅のところでねえ、中学生みたいなおにーちゃんとおねーちゃんがちゅーしとったんよー。あのふたり結婚するんかなあ?」

 あー。どう答えていいものやら。ははは。
「ちゅーしたら結婚」。
 ある意味健全な考え方であろう、と思った次第だ。
「(娘)ちゃんは好きなひとおらんのー? わたしはいるよー」
あいにく、娘には好きなひとはいないらしいので、その話題盛り上がらず。ごめんねー。うちの娘はどうやらまだそのレベルには達してないみたいだ。
「(お友達)ちゃんの好きなひとってだれー?」と聞くと「ないしょ」とかいうものの、そのあとヒントだしまくりで笑う。バレバレつーか「あー、○○くんかー」というと、にっこりするしな。かわいいのお。

 娘は、とーさんやにーちゃんと結婚はできないことは知ってるので、いとこのうちどっちかと結婚すると申しております。やめてくれ。ギリギリすぎ。「(娘)ちゃんは大きくなったらケーキ屋さんになるんでしょー? 結婚のことよりどうしたらケーキやさんになれるか考えるのが先だねえ」と苦し紛れに言ってしまった、大人気ない母であった。
 この娘どうしても家から離れる可能性について考えが及ばない。いとこは同居してるし、勤めるヨテイ(笑)のケーキ屋さんもわたしの今のパート先の隣のチェーン店にするつもりだし。半径二キロくらいの生活範囲で一生を終えるつもりらしいですよ。いいのか?
 娘の結婚観のほうが不健全でございます。

 だが、今日、娘は「大人の男の人で好きなひとは父さんとミッチー」と愛の告白。
 はい。「うたばん」見てました。「ミッチーでるよー」と母娘でもりあがるも、やな家のうたは番組のいちばん最後だったため、眠くなった娘、テンション下がってた。「いつうたはじまるのー?」とか不機嫌になってましたよ。娘のお友達は誰もミッチー知らないだろうなあ。学校でどんな話してんのかなあ? お友達と・・。