コドモといっしょ。

 初めて、娘を連れてコンサートにお出かけ♪
 コドモ向けの舞台とかコンサートとかは結構今までも出かけてたんだけど。

 レ・フレール観に。ホールについてびっくりだ。コドモ率高かった。ムスメ的にはミッチー観たくてしょうがないんだけどな。かーさん的にはムスメのピアノライヴデビューは大ちゃんがよかったんだけどな。まあ、こーゆーのはご縁とタイミングだ。

 わたしたちの席から右の方に、お手製うちわで応援!な、ファンのオンナノコ(小学生らしい)。えええ。ジャニーズ的扱いなん? とちと戸惑いました。こーゆージャンルのライヴではついぞ見かけない光景だあ。

 手元を映した映像が背景に流れる演出がサイコー。これ大ちゃんのライブでいつか実現しないかしら・・。とか思いながらもお兄ちゃんの演奏がとても好きです。なんて楽しそうなの! ちと浮気だわ。ぼたぼた落ちる汗。こんな汗かきなピアニストは初めて見ました。鍵盤滑りそう。でもかっこいい♪ 弟くんはすげー涼しい顔してんのにねえ。

 舞台手前側で弾く方が時折、演奏中に客席に顔を向けてアピるのが印象的。

 すごい楽しかったんだけど、終盤、ムスメはおねむ入ってきたんだな。だって普段ならそろそろ布団に入る時間だもんな。小声で父さんが「眠かったら寝ていいよ」って言ったんだが「寝ると悪いから・・」と応えたらしい。結構気ィつかいい。なんせ二列め。舞台側からみえちゃうかもだもんね。そういうことが考えられるなら、また連れてってもいいぞ。でもライブハウスとかはまだだめだね。もっと遅くなるからね。

 それでも翌日は、また早起きしてお弁当もっておでかけー。息子がかねてより行きたがっていた、なぎビカリアミュージアム
 化石発掘が体験できる施設です。

 車の中ではもっちさんにまわしていただいたレ・フレールのCDがBGMだ。娘、気に入って何回もリクエスト。うえーん。他のも聴きたいー。

 カーナビに距離優先でルート案内してもらったところ、またすげー山道に案内されました。車すれ違えないね。
 広域農道っぽいところを気分よく走ってると突然、ものすごいわき道に入らされた。あまりにも判りにくい道で間違えてUターンとかしてもたつきながら、野鳥が道路の真ん中で逃げないので、轢きそうになりながら、案内されたとおり進むと、すぐに元の農道に合流する。そこまでちまちまがんばって距離稼がなくてもいいぞ! ナビ! 

 ってな按配で、奈義町到着ー。このあたりは1600万年前は海だったそうで。中国山脈の山あいだってのに、海の化石がばかすか産出されちゃうのだそうですよ。

 ちっちゃな施設で、祝日だってーのに、わたしたちを含め3〜4組くらいしか客はいないわけだ。嫌いじゃないぞ。こういう雰囲気。展示物の化石を観て回る。ビカリアっていうのは貝の名前だったのですね<そーゆーこともよく判っていなかった。
 視聴覚室があってビデオ上映の時間が書いてあるんだが、その下に「上記以外の時間でも上映いたします。係員にお申し付けください」って書いてある。

 「すいませーん。ビデオみたいんですけどー」「はいはーい今だしますからねー」

 ははは。いいぞ。

 で、メインイベント。発掘体験。

 駐車場の脇にしつらえられた体験場で槌もって掘り返す。最初はよくわからないんだけど、粘土っぽい石を割ると、確かに貝がまじってます。これは・・ほんとに化石なのか。瀬戸内海から運ばれてきたセメント用の砂が混じってるだけなんじゃないのですか。そういえば子供の頃、近所の工務店のそばで砂が積んであって、こういうちいさな貝が混じってるので、それをよく探して集めてたものですよ。

 ありがたみがあるんだかないんだか、家族四人で発掘発掘。どこか他の場所から「でるかでないんだかわかんないもんを掘るなんて、わたしにはどこが面白いんかわからへんわ」という関西弁のおばちゃん声が聞こえよがしにね。

 むっかー。
 ならくんなよ! 入ってくんなよ。てか消えろよ。とか思いながら。

「わあ。みてみてー。すごいのみつけちゃったー」と結構大き目の貝を見つけたので、これ見よがしにはしゃいでおきました。

 一時間発掘すると、係りの人が見つけたものを鑑定してくれるの。「コレがウミニナですよ」とかって名前を教えてくれるの。名前がわかると途端に宝物になるね。帰ったら標本にしようねー。コドモたちともりあがりました。

 近くの公園でお弁当食べて、父さんとコドモたちはフリスビーとかで遊んでさ。いい天気だし。とっても楽しかったよ。父さんの前職ではありえなかった、家族の行楽気分♪ くっくっく。休みの日にどっか出かけても父さん死んでましたからねえ。

 帰りにファーマーズマーケットノースヴィレッジで食べたソフトクリームいちご味がとってもいちごいちごした味でもっのすごくおいしかったよーん。