ライブ二本立て

 一昨日の市の学校音楽祭。夏休みから毎日練習してた例の「茶色のこびん」ですよ。

プログラムみてると、各学校の音楽指導の先生の趣味なんだな、これってのがよくわかるー。大人目線でみるとこんなにも面白い♪

息子の学校は、なんか陽気で楽しかった。のだめオーケストラみたいな振りとかつけたりしてね。がんばったよ。息子は帰ってきてなんか熱っぽくて、風邪ひきかけかも・・。ってカンジになってましてね。気がぬけたのでありましょう。あと学芸会で同じ演奏するから、まだ練習はしなくちゃいけないんだぞー。

中学校はだいたい吹奏楽部がでてくるんだけど、たぶん吹奏楽部がない学校もあって。音楽選択科目履修生、っていうグループが「情熱大陸」を演奏してたのがすごく良かった。

たぶん、学校の音楽の時間以外に楽器を触らないタイプの生徒さんが多いんだと思う。

学生服の男の子が片手だけで背中丸めて懸命にキーボードを弾くのがかわいかった。

それでね! 楽器の編成が。前列にずらりとお琴なのよ。セーラー服と学生服がお琴で「情熱大陸」。なんかちょっとカッコよかったですわ。

だいたいひとつの学校につきひと学年、50人から80人くらいかな、出演するんだけど、少ないところは30人いない場合もあってね。(某小学校は3年から6年まで全員で30人いなかった。山の分校状態でした。指導の先生はわたしのかつての先生なのであったよ。地元力)

ホールで迫力ある演奏を、小中学生がやるためには、人数じゃなくて打楽器であることがよくわかりました。

いかに度胸のある生徒が、でかい音でタイコをうちならすか、ということと迫力が関係しているのですね。

どこの小学校だったかなあ、「シングシングシング」やっててすごいカッコ良かったのよ。人数少なかったけど。メロディラインはリコーダーだったから、ステージからいちばん遠い保護者席にはタイコの音ばかりが響いてたよ。

そんで。この日は、夜もライブだったんだよー。瀬木貴将・榊原大デュオ〜いくぞくるぞ 秋巡業〜@倉敷COOKIE JAR

今年3回目のCOOKIE JARですわ。瀬木貴将さんて、ライブ、初めてだったんだけど、すごいー。ハマリました☆

超地元なのに、どこか遠くの知らない場所に連れていかれたような錯覚を覚える音色の楽器。サンポーニャケーナチャランゴ、ペットボトル、ボールペンのキャップ。・・ってあれ?

後半ヘンですよ? いや、マジでペットボトルとボールペンのキャップを演奏されてました。スゴすぎる。

終演後にお願いして、楽器、間近に見せていただいちゃいました!

瀬木さんに「吹いてみる?」とかかるーく言われて、図々しくも吹かせていただいたり。

まいぴんが、なにげに上手で、「大ちゃんより上手いかも」とか言われてました☆ 長い付き合いだが、彼女にこんな才能があろうとは。びっくりだ。

わたしはねー、今年の子供の夏休みの宿題はうちの藪から切ってきた竹で、木琴ならぬ竹琴を作ったので(ちゃんと音階ぽい音がでるんだよ)、来年はコレを作ってみようかしら。とか企んで、入念に観察させていただいちゃった。
ダンナは、チャランゴに夢中だった。欲しい・・とか呟く始末。ううう。アルマジロさんの顔まで余すところなく使われてるのねえ。虎は死して皮を残し、アルマジロは皮と音楽を残されたのでした。そういえば馬は骨と音楽を残す(スーホの白い馬)。

楽しかったなあ。全部書ききれないくらい。

そうそう、お客さんからお題戴いて、3分間で作曲しちゃうコーナーもすごすぎ。お題は「三者面談」中学生のお母さんのリクエストを、じゃんけんに負けた大さんが作曲。・・中学生がハードにグレてて、お母さん相当悩んでる曲でした(私見)。うちの息子もすぐに中学生だなあ。わたし的には近未来音楽・・。よし、あしたからも、強く生きていこう。

(あ、あの曲は、キューピー3分間クッキングじゃなくて、きょうの料理・・)

リクエストした方が、楽譜プレゼントされててちょっと羨ましかったー。

そして、ゴハン食べに行って、まいぴんの仕事場裏話にめっちゃうけました。元旦に配送トラック止めてまで偉大な指導者に贈り物をしたい方々・・。強く生きてクダサイ。わたしとは関係のないところで。