船旅に憧れるんだー。

移動に時間がかかっても、船旅を選ぶ。

そういう行為に憧れる。時間があるってことに憧れるんだな。

よく考えると船に一時間以上乗った経験がない。地元から船ででかけるとしたら、それは瀬戸内海の島とかあと四国に渡るとかそういうことになるので、だいたい乗船時間は長くても一時間。みたいなことになる。

夜行列車とか夜行バスに乗ったことはあっても、船の中でお泊りー。っていう経験がないのですよ。

大洗(茨城県)と苫小牧(北海道)を結ぶ商船三井フェリーさんふらわあ」のご案内なのですね。サイトとか見てみると「時に、イルカやクジラなどを見つけられるなど、他の乗り物では味わえない、ゆったりした時間が過ごせます。」ときたもんだ。

夜行バスやら列車だとありえない贅沢な時間じゃない? 

首都圏と北海道を移動するとしてこの船を使うとしたら、一日がかりなんだけど、その一日がかりをまるっと使える贅沢ができるのは学生さんたちなんでしょうねえ。ああ、うらやましい。

学生さんを対象にしたキャンペーン
とかあったりするんですわ。

いまさら学生には戻れないけど、時間ができたら、わたしも船で旅がしてみたいよ。

船の上でただ、海をみるの。昼も夜も。できたら、瀬戸内海みたいにどっちを見ても島が見えるうみじゃなくて、ただ水平線だけが見える海がいい。さんふらわあなら、航路を見てみると、それも可能なんじゃないだろうかと思える。近くに島、なさそうだし。なんせイルカやクジラがいるかもしれないんだもんねえ。なんか視力まで回復しそうな旅だな。

飽きたら本読んだりして、あと寝て。ひたすらにぼーーーっとしたいですう。なーんて考えるのは時間が欲しいと願う人種だからなんだよね、わたしが。時間に余裕がある人は、それだけで贅沢だと気づくべきだよ、とか言ってみたりして。