水木しげるで思い出した。

先日、息子がオトモダチと激しいケンカをしているところに遭遇し、かーさん仲裁に入りました。
両者割り箸鉄砲持ったまま殴りあい蹴りあいという、恐ろしい現場でな、高学年同士ともなるや、引き剥がすのが大変で、本気で叱り飛ばしました。息子もオトモダチも。

その夜、説教したあとで、仲裁はたいへんだよ。って話になりまして。
「そういえば(息子)もこの間、○ちゃんと☆ちゃんのケンカの仲裁しようとして半泣きになってたでしょ」と。

○ちゃんと☆ちゃんは、ご近所の同級生の女の子で、息子と3人で下校してくることが多いのですよ。

うちの裏で別れて帰ってくるんだけどな、その日は、そこに立ち止まって延々口論してたらしいのだよ(女の子は殴りあいに発展しなくていいですね)。

仕事にでてたので、その話を後から聞いたのだが、そもそものケンカの原因を、息子は「複雑な話なんだよ・・」と口を割ろうとしなかったんで、その話は忘れかけてたんだが。

「そういえば、あれ、原因はなんだったん?」

今明かされる真実。

小学女子(腐女子臭がかすかに漂い気味)の間では「ゲゲゲの鬼太郎」なんですよ。

○ちゃんが鬼太郎おおはまりなんですよ。だいぶ前にわたしが「今やってる鬼太郎のCMの桃屋のやつがすげーうけるー」とか口を滑らせたら、ものすごい不機嫌になったほどでな。

(鬼太郎と猫娘ごはんですよを食べてのり平の顔になっちゃうやつ)

その日も○ちゃんはアツク語ってたらしい。

「妖怪の寿命は人間の約二倍なんだよ、それで、猫娘が350歳で砂かけ婆が400歳なんだってー」

☆ちゃんが「それって、二倍じゃないじゃん」と突っ込んで、大喧嘩。

そこへ息子が☆ちゃんの肩を持ったもんだから、一時間ばかり口論という結果になったんだそうだ。

息子と☆ちゃんは「計算があわない」と主張し、○ちゃんは「だって本に書いてあったもん」と主張。両者平行線。口がたつ女の子に挟まれて、半泣きな息子であった・・。

どおでもええわああ。