「触られてみてクダサーイ」

電気屋でかわいいお姉さんが叫んでいた。

どうして触られなきゃいかんのですか。たとえあなたがどんなにかわいくても、触って欲しくはないですよ。そんな趣味もございません。

と思ったが、よくよく見てみると、お姉さんは某ケータイ会社のキャンペーンガール。新製品のスマートフォンを展示してるんで、よければ触って試してみてねと、通りがかりのお客さんにアピールしているらしい。

日本語って、難しいね。

とりあえず、上記の台詞が間違っていることは、学のないわたしでも判りますが。

この場合、どのように言うのが正しく判りやすい敬語かなあ? 

「新製品の××フォン、あちらに展示しております・・」の後の台詞。スマートな文句を、あのお姉さんの上司は考えておくべきであろう。「触ってみてください」じゃだめだったのか?「どうぞ触ってお試しください」? 「お触りください」じゃ絶対ダメだ。

考えれば考えるほど、しっくりこない気がする。
「触る」という言葉がどうもいけないよーな・・? 場面によってさまざまなニュアンスで使われる言葉だから、要素多すぎて、結果的にもっさりした印象になってしまうのかもしれない。

とりあえず、某社の新しいスマートフォン自体には、興味はない。